私は日勝工業に入ってから1年がたとうとしている。 この1年間で感じたことやこれからの想いを書いていきたいと思います。
初めての現場は今でも鮮明に覚えており全ての出来事が私には新鮮な気持ちであり体験でした。 「こういう風に商業施設等の建物が出来上がるんだ」 と職人さんたちのすごさと大変さを知ったと同時に感動もありました。
その中でも特にすごさや大変さを知った出来事と言えばそれは夜勤です。 初めての夜勤で身をもって味わいました。 夜だけなら夜、と生活リズムが整っていれば大丈夫だと思います。 ですが夜勤に切り替わるタイミング、主に夜勤初日が特にしんどく感じました。 ふだん寝てる時間に働いている、その状況に初めは体が追い付いていかなかったことを今でも覚えています。 直近で言うと令和6年3月頃にも夜勤で現場に入っていましたが、ようやく夜勤に慣れてきたかなと感じました。 人間は明るいときに動いて暗くなったら体を休める、それが大事なんだなと思い、夜働いてる人たちの大変さ等を知った今では尊敬できるようにもなりました。
次は仕事についての話になります。 その前に日勝工業へ入るきっかけを少し触れたいと思います。 日勝工業で働いている友人である裕樹の紹介が理由で私は働かせていただくことになりました。 初めて仕事の内容を聞いたとき、 「うちは金物屋だよ」 と言われ漠然とし過ぎ分からなかったのを覚えています。 金物?金属?話を聞くと、 「手すりとか言えば分かりやすい?」 そこでやっとそういう系の仕事なんだと理解しました。 実際に働いてみての印象は、 「これも金物屋の仕事なんだ」 毎日が新しい事だらけで1年たとうとしてる今でも発見の毎日です。 さっきも話に挙がった手すりを例に話すと、取付けは至ってシンプルです。 でもその中には数々の細かい作業が含まれている。 実際に取付けをしようとすると難しい。 そんなに甘くない仕事だった。 よく言われるのが確認の大事さです。 単純なことをおろそかにしてしまう、それは1年たとうとしてる今でも成長のなさを痛感します。
時々自分にはこの仕事向いてないのかなと思うことがあります。 それだけシビアでセンスが問われる仕事だと私は思う。 だが実際に品物の取付けが完了し、段々と出来上がっていく風景には達成感がありやりがいを感じます。 最近では自身のスキルアップを感じるときもあります。 まだまだ成長段階、向いてる向いてないではなく今はひたすら前に進んで、得られるものは得る、そして吸収していくしかないんだと思います。
最後にこれからの1年間は、しっかりと仕事と向き合い技術の向上に励みたいと思います。 また来年この作文を読み返したときに更なる成長を遂げていますように。